『そしてここから』
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本日でBRUT閉店しました。
この2日間、BRUTの店頭に久しぶりに立ちました。
BRUTへ足を運んで下さったお客様とお話ししたり接客する中で、
皆さんがBRUTのことを愛して下さり、
それぞれ心の中にBRUTでの思い出があること。
それを肌でいっぱい感じました。
20年以上通ってくださってる方。
BRUTでしか買い物をされないという方。
モチパンを各色持ってる方。
UMIにも必ず行くからね。と言ってくださる方。
BRUTがあったから出会い、
BRUTで繋がれた多く方々に
心から感謝申し上げます。
そしてBRUTに立った歴代のスタッフの顔も思い出しました。
一人ひとりが魂を込めてお店に立ち、
意思を持って発信をし、
繋がりを築くことをやり続け、
そのバトンを繋いできたからこそ、
30年以上もの長い間、
BRUTが繁栄し輝き続けてきたのだと
店頭に立ってものすごく実感しました。
いっぱい思い出の詰まったBRUT
そのBRUT閉店、そしてUMIへ。
それは自分の中の挑戦でもあります。
30年以上前。
現在とは価値観も情報の量も全く違う時代に
青葉公園の片隅にポツリとオープンしたブティックThink。
大テーブルの真ん中に生花が活けてある
当時としてはオシャレな背伸びをしたお店でした。
ThinkをBRUTにリニューアルしたのは多分(記憶が確かではなくてすいません)
1993年くらいだったと思います。
最初の店はThinkを黄色く塗り替えただけの店でした。
トレンドの流れが変わる節目に扱った「AT」
人気も牽引してBRUTは一気にオシャレな人の集まるブティックになりました。
青葉の星☆の店。
BRUTのショッパー袋を持って歩くことさえも
トレンドにもなってたように思います。
BRUTはシャンパン用語でいうと『辛口』
select eye company 略してsec
これもシャンパン用語で『サッパリした』とか『半甘口』という意味があります。
当時
「sec」
「demi sec」
「BRUT」
とシャンパンの甘口、半甘口、辛口に引っ掛けて
三店のニュアンスの違う店を展開してました。
シャンパンの王様『ドンペリニヨン』のラベルにある☆にちなんで
BRUTの店名にも☆をつけました。
自分の中での星はブティック「最高峰」の印でした。
オープンから30年が経過して今新たに「最高峰」の店を作ってみたい。
わざわざ足を運んでまで行ってみたいと思う店を。
今だからこそ出来ることを。
BRUTのバトンはUMIに引き継がれます。
歴代のスタッフが繋いできた繋がりと共に、
BRUTに足を運んでくださったお客様の温かさと共に
BRUTのスピリッツはUMIという新しい場所で進化します。
BRUTという店名は本日でなくなります。
青葉のBRUTは本日で閉店しますがBRUTのスピリッツは永遠です。
BRUTに通ってくださった皆様には心から感謝申し上げます。
BRUTに関わってくれた歴代のスタッフにも心から感謝します。
ありがとうございました。
Select Eye Boss
Koshi Suzuki