『私のBRUTの思い出』vol.4
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「BRUTの思い出」
こんにちは。
いつもは事務の仕事をしているイヅミです。
時々犬部の活動などでブログに登場しますが、
書くのは初めてでかなりビビっております。
BRUTの思い出として私が綴らせてもらうのは、
実はBRUTではなく、
BRUTがBRUTになる前、まだ店名が「think(シンク)」だった時のことです。
今から20数年も昔、
まだ青葉公園が今のように整備される前、
緑が繁っている中の、一際目立つお店が thinkでした。
女性らしいエレガントな洋服、
木目調の落ち着いた雰囲気の店内、
大きなテーブルの中央には職人さんが活ける花が
美しく飾られていました。
夕方になると大きなウィンドウに灯りがともり、
店全体が淡く照らされているようになります。
足を踏み入れるのにちょっと勇気がいる、
そんなお店でした。
そして、このthinkこそ、
当時20代前半だった私が初めて任されたお店だったのです。
私にとっても入社してからずっと憧れだった、
青葉公園のthink。
毎日ここが自分のお店なんだという
誇らしい気持ちで立っていました。
今のようにファストファッションがもてはやされてない時代、
青葉通りを歩く人もお洒落な人が多い中、お客様も当然素敵な年上の方が多く、
私も少しでも大人っぽくしようと、思い切り背のびしていた気がします。
そんな中でも自分と同年代のお客様が増えていく事がとても嬉しかったです。
私のことを お姉さん。と呼んでくれる自分より若いお客さんや、
私のスタイリングを気に入って
自分と同じように着てくれるお客さま。
「今のお客さんイヅミっぽいね」
先輩にそう言われるとなんとも得意な気分になりました。
私にとってthinkは、いろんな事を経験させてもらった場所です。
もちろん自分の未熟さに落ち込んだこともありました。
でもそれ以上に、
人を笑顔にさせる楽しさや、人と繋がる大切さを学んだ、
思い出いっぱいの場所です。
thinkからBRUTへ。
沢山のお客様に支えられて今があります。
本当にありがとうございました。
そしてBRUTから進化し続けるUMIにもぜひ、
足を運んでくれたら嬉しく思います。
それでは、失礼します。
いづみ