春の訪れを体感♪
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みなさん、こんにちは。
いつもブログをご覧頂きありがとうございます!
先週末、4月16日(日)
UMI にて、イベントが開催されました。
silent dinner
炭火French sinq 保崎シェフ× UMI table
" 五感で食を楽しむ "コラボレーション企画
週末が過ぎ去っていく寂しさを感じる
日曜日の18時。
保崎シェフと UMI の手によって、
日常とはひと味違う、
非日常空間がUMI Tableに用意されました。
セレクトアイのBOSS と
UMI calf チヒロさん の軽快なトークと、
保崎シェフの一皿一皿の料理への想いを耳にしながら、
ゆったりとした温かい、
濃密な時間が生み出されていきます。
忙しない日々は食べることが、
お腹を満たすためのことになりがちです。
食だけに集中できる贅沢な空間で、
味覚を研ぎ澄まし、季節を感じ、
旬の食材を活かした味わいに感動し、
新しい発見をする
そんな時間があっても良いですよね。
まるで、お皿がキャンバスで、
料理が絵画のように
丁寧に盛り付けされた料理の数々。
保崎シェフの料理のアイデアに、
UMIと縁のある素材が
スパイスとして組み込まれています。
一の皿
玄米クッキーのスモーブロー
駿河湾からの贈り物
イベント日からリニューアルして登場している
umi pupan の酒粕セサミクラッカーに、
駿河湾で獲れた新鮮な生しらす、桜エビ、鯵のスモークが
ふんだんに載せられた一皿。
甘じょっぱいクラッカーのサクサクとした食感と
フレッシュな旬の素材の味わいに思わず、
皆さんの顔が綻んでいきます。
二の皿
季節の移ろい
名残と走りの一皿
皆さんはこの料理名と一皿を見て、
どんな料理をイメージしますか?
純白さと濃厚さを感じるムースの組み合わせ。
その上に乗せられた色鮮やかな野菜たち。
口に運ぶと、ミルキーな味わいと
奥深い濃厚な味わいが口いっぱいに広がります。
冬が旬のあるものを使った名残のある一皿。
目と口でそれぞれ楽しめる
想像外の組み合わせに驚きの一品です。
( 正体はUMI STAFF にぜひお尋ねください。)
三の皿
山と海のマリアージュ
春の苦みを味わう一皿
春が旬のグリーンアスパラとホワイトアスパラを
丸ごと2本、贅沢に使った一皿。
海の幸・サザエに添えられた
塩レモンとわらびと粒マスタードのソースは
贅沢な苦みのある味わい。
パリッと揚げられたケールの食感も楽しい一皿でした。
四の皿
若竹
春のおとずれを感じる一皿
今が旬の筍と数種類の菜の花、
乳酸発酵をした白菜が絵画のように盛り付けられた
視覚でも楽しめる一皿。
食べ終ってしまうのがもったいない!
と思ってしまうような
旬の味わいをずっと噛みしめていたくなる一皿でした。
五の皿
ハンターさんからのメッセージ
料理名
『 ハンターさんからのメッセージ 』
気になりますよね。
皆さんはハンターさんと聞いて、
どんなイメージしますか?
このハンターさん、保崎シェフが出会った、
静岡の山奥・諸子沢で狩猟をされている
20代の若き猟師さんのことなんだそうです!
その方が狩猟した鹿肉100%のジューシーなハンバーグ。
ソースには、お馴染みのマーマレードが使われていて、
甘みと苦みの相性が抜群なのです。
そして、実は、一皿目に使われていた
生シラスを獲っているのも、この漁師さんなんです!
猟師と漁師、海と山でハンターをしている方だそうで
保崎シェフが面白い!!と思って、
繋がった繋がりなのだとか。
お食事
酒粕ドリア
UMI table のメニューに欠かせないドリアですが、
今回のメニューは酒粕を使った今までと
ひと味違ったドリアでした!
ドリアに使われている具材は、
他の料理に使われた食材の切れ端などを使い、
SDGsの観点も考えられた
ココロもカラダも温かくなる一品です。
デザート
温柑春雫
UMIから、
青木農園のスルガエレガントとUMI別注マーマレード、
現在予約受付中の母の日のチーズケーキで
お馴染みの大屋養蜂園のみかん蜂蜜を使った
デザートを作ってほしい!とリクエストをした逸品。
口に入れた瞬間、
爽やかな柑橘系の香りが広がり、
誰もが笑顔になる締めにふさわしいデザートでした。
ひと品目から最後のデザートまで、
食べることに集中し、
旬の食材や素材本来の味わいを
五感で楽しむことが出来た至福のひと時。
忙しない日々、
食べることを楽しむ、五感で感じる
こんな時間を大切にしたいと、
改めて思わせてくれる素敵なイベントでした。
皆さんにもこのブログをご覧頂くだけではなく、
ぜひ、実際に体感して頂きたい!!
と、心の奥底から思いました!
最後になりますが、
保崎シェフを改めてご紹介させていただきます!
保崎シェフは、人宿町に店を構える
フランス料理・日本料理・イタリア料理などの
手法に斬新な発想と技を活かした
SUMIBI FRENCH SINQ のオーナーシェフです。
無いものを持ってくるのではなく、
そこにあるものを使う
郷土料理を大切にされているそうです。
また、生産者のもとを訪れ、生産環境を確認し、
生産者としっかりとした対話をした上で、
料理に使われる食材を丁寧に選ばれています。
保崎シェフの
季節の流れに身を任せるような柔らかな自然体さと
食材に対する思いやり溢れる優しい姿勢、
経験から生まれる創作的な料理は
口に入れた瞬間、
ココロとカラダが温かくなるような
奥の深い味わいです。
今回は、春の訪れを楽しむ
silent dinner でしたが、
季節が廻れば、
次の季節の開催もきっとあることでしょう!
気になられた方は、ぜひ、
次の機会に体感してみてくださいね!
新しい発見に出会えるでしょう♪
それではまた、
UMI でお会いしましょう!!
photo by Ozaki Masaya